甘茶、杯々。

風水師駆け出し。その他スピ系いろいろ。

礼儀と失礼

食事制限もせずただただ何となくヨガに通っている状態なのですが先日お風呂でふくらはぎの肉が揺れなくなっている事に気付きました。誰にも分からないけどちょっと嬉しいw

 

気温急降下もだけど湿度急降下もここ数日すごいので加湿器出してきたらうっかりかけっぱなしにして部屋ん中がビチョビチョになりましたがふくらはぎの喜びと相殺されて今は平常心です。

火の元にはよく注意しよう。

 

 

さて。

謙遜は日本人の美徳といいます。

昨今、これに対しては内外から賛否両論ありますね。

私も学生時代は…いや、婚活をしていた割と最近までは謙遜の二文字を徹底的に周囲から叩き込まれたし私も特に苦もなくそれに追従してました。

や、謙遜っていうのかな?そんな美しいモンじゃないな、隷従か?(笑)

とにかくね、そんなふうに世間に推奨されまくっているせいか謙遜の意味を履き違えてる人が少なくないと感じますよ。

 

私が以前遭遇した謙遜履き違え事件(いっぱいあるんだけどさ)で、これはひどいタグをつけているやつがあります。

前にたっかいベーカリーのサンドイッチをくれた人にお礼するつもりで、私も京都旅行で購入したおみやげ(確か辻利のなにか)を持って彼女の家にうかがった時のこと。

いつも彼女は物を持ってくと過剰なくらい「遠慮」をします。彼女がそういう物を受け取るまでに、最短でも5分はかかります。

本気で嫌がってるんじゃなく、そういう癖なのだというのは周囲でも有名です。

その時もマジめんでぃ〜わwwと内心思いつつも笑顔でお渡しごっこをしたんですが…

レア回だったのでしょうか。

とうとう彼女は受け取ってくれませんでした。

旅行で疲れてるんだから甘いものはあなたが食べるべきよ!という言い分。

彼女は特に糖質制限しているわけでもなく太ってもない。抹茶味だろうとお菓子全般好きなので辻利が嫌なわけではない。

彼女はきっと私の疲れに気遣っておみやげを受けとらなかったんだと信じたいんだが…

 

突き返された私が、ヤッタ!あげるつもりだったお菓子食べれる!などと思うとでもいうのか。

まあそういう場合もあるだろうけどこれはそのパターンの限りじゃない。

わざわざ選んで買ってきたおみやげを突き返されるのは、私はどちらかといえば「残念」な気持ちになりますね。

 

彼女は変わってるけど決して悪人じゃないと知っているので今も付き合いがありますが、正直あの間違った謙遜癖は直した方がいいと思うんだよなぁ。

気心知れた私だからいいようなものの、付き合い短い人がそんな事されたらトラブルの原因にじゅうぶんなりうる。

まあ、その辺は余計なお世話だけどさ。

 

彼女にとっては礼を尽くしたつもりなのかもしれないけど、私はその行為を完全に失礼と受け取った。受け取らざるを得なかった。

きっと私も同じ事をしてるかもしれない。良かれと思ってやったことが…みたいなね。

 

そしてこの謙遜ってやつに対しては、私はぼちぼちネガティヴな印象を持ち始めました。

もちろん最低限は必要だよ。謙遜のない人間はイコール品性もナシですから。

謙遜した方がいい時もある。でも厳密に計算してみると、謙遜はこちらのリスクに対してあまりにローリターンすぎる。

ざくっと言えば、想像していたよりバックが無かったです。

見えない所で得をしてるのよ、という意見もあるかと思うけど実際数字になっていない。

現に、謙遜(笑)のカタマリである彼女は周囲から褒められるどころかヘンな人というレッテルまで貼られてしまっている。

自分が美徳としている事を本当にそれが美徳かどうか確かめる方法のひとつに自分を俯瞰するということがある。

まあこれなかなか難しいんだけどね。

 

 

ちな、返されたお菓子はフツーに食べた。